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2013年4月13日 (土)

新円札発行

Img_0360新しいデザインのお札を発行(クリックで拡大)

昭和21年2月16日に、金融緊急措置によって、手持ちの現金を一旦金融機関に預けて、改めて新円札でなければ払い戻しが出来ないシステムになりました。その場合1世帯1人につき月額500円までという制限が付けられました。これは、箪笥預金などで個人の財産を持っている家では一旦金融機関にすべて預けて、手持ちのお金を空にすることで、3月2日をもって、新円札に切り替える旧円札の封鎖措置でした。

そして、2月25日に三種類の新しいデザイン紙幣が発行されました。ところが百円札(中央に聖徳太子を描いた)の印刷が間に合わず、日本銀行が窮余の一策として旧一万円札の左肩に小さい証紙を貼って代用しました。

上の写真は、拾円札、壱円札、五円札(遅れて発行されたためほとんど知らない人が多い)ですが、特に拾円札のデザインが話題になりました。これは、GHQの監視の下で作成されたものです。

拾円紙幣を見た瞬間、誰もが左から「米国」と読みました。右の囲いが鎖のように見えて、皇室の菊の御紋を囲んでいるように思え、さらに左下にMP(ミリタリー・ポリス)がヘルメットを被って日本銀行を見守っていると感じたのです。左の国会議事堂もアメリカに常に監視されているみたいだと言う声もありました。

新壱円札の肖像画は、日本人なら誰もが知っている二宮尊徳翁で、中央の鶏は勤勉の象徴にも思えます。

この頃の子供たちは、駄菓子を買ったり、紙芝居を見るときに親からこの壱円札をもらって行きましたが、物価の上昇が急で一円の価値はそれほど長続きをしませんでした。一円アルミ貨は昭和30年から発行されています。


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