« [コラム]けん玉遊び | トップページ | [コラム]泥めんこ »

2013年4月23日 (火)

[コラム]べえごまのルーツをたどる

Img_0376べえごまは日本海で採れる「ばいがい」のこと(クリックで拡大)

現在でも、日本海沿岸で採れる「ばいがい」は上記写真右上のような形をしている貝で、寿司ネタとしても酒の肴に好まれています。

この貝の中身を食べて、先端の部分を切り落とし、中に泥や粘土などを詰めて重くして凧糸を巻きつけコマのように回して遊んだのが「ばいごま」で大阪辺りで子供の遊びとして江戸時代まで流行りました。それが、江戸に運ばれて江戸訛りで「べえごま」となって子供たちを夢中にしました。

上の左の絵は明治時代になってからのもので、畳表などを床(とこ=水で濡らして真ん中を窪ませて作る)にして、その中でベえごまを回しました。絵から見ても判るように小学生ぐらいの子供が夢中になっています。

ここでは、鉄の鋳物で作ったべえごまになっていますが、当然学校では禁止されていたと思われます。

時代は明治、大正、昭和と変わりますが、べえごま遊びはエスカレートして親に隠れてまで、夢中になりました。しかし、戦争が始まって兵器を造る金属の回収が盛んになると、べえごまも集められて姿を消して行きます。

右下のベえごまは、戦後のもので、形が決まっており、ローマ字やスポーツ選手の名前入りなどになっています。

« [コラム]けん玉遊び | トップページ | [コラム]泥めんこ »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566220/57232363

この記事へのトラックバック一覧です: [コラム]べえごまのルーツをたどる:

« [コラム]けん玉遊び | トップページ | [コラム]泥めんこ »