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2013年4月 7日 (日)

リンゴの歌と街頭録音

Img_0348「リンゴの歌」と街頭録音(クリックで拡大)

終戦によって日本人の暗くなりがちの毎日の生活がラジオから流れる「リンゴの歌」によって明るくなって行き、人々の不安や不満の声を聞くためにNHKでは録音機を担いで街頭に出て思う存分に語ってもらう「街頭討論会」を開き、大好評になりました。

「リンゴの歌」は、映画「そよ風」の中で歌われた主題歌(作詞・サトウハチロウ、作曲万城目 正)で、並木路子と霧島 昇のデュエットが全国のラジオから流れ、押し入れの奥に忘れられていた蓄音器でレコードをかけると近所の人たちが集まって来て、レコード盤が擦り切れるほど聞いて楽しみました、

ラジオ番組としては「ラジオ体操」や「子供の時間」が復活、9月から第二放送も開始、合わせてマイクを持って街頭に出て一般市民の声を収録して回りました。その時はクルマに乗せた大型の録音装置を使いましたが、後に上の写真のような肩掛け式テープ録音機になって大好評でした。

11月からは、両国の国技館からの「大相撲」の実況放送も始まりましたが、さらに驚いたのは、GHQの指示により放送時間が朝6時から夜10時まで切れ目のないクォーターシステム(15分単位に区切って続ける連続放送)になったことでした。これは、後の全日制放送システムになりますが、その間、30秒以上放送がストップすると責任者は始末書を書かされると言う過酷なものでした。

従って大量にレコード盤をキープしていたNHKでは、1日のほとんどをレコード音楽でつなげることができました。


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