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2013年4月28日 (日)

一円黄銅貨と五円穴なし黄銅貨の謎

Img_0385昭和23年に発行された1円と5円黄銅貨(クリックで拡大)

コインに興味のある方は昭和23年に発行された上の写真の1円黄銅貨と5円穴なし黄銅貨が存在していたことをご存じと思います。

ちょっとミステリアスなお話ですが、お手元にある現在流通している1円アルミ貨を左の1円黄銅貨と比べて見てください。デザインが全く違います。

発行は昭和23,24,25年で打ち切られており、流通をストップしました。何故なら、この1円黄銅貨に使用している素材のコストが短期間に高騰して原価が跳ねあがったために、収集されて鋳つぶされないようにとの配慮でした。

そして、昭和30年の新アルミ貨が発行されるまで1円は紙幣(二宮金次郎像)のみになりました(4/13ブログ参照)。

その間の物価は急上昇して、山手線の初乗り運賃が1円(昭和22年)から、10円(昭和40年)になっています。(1円アルミ貨は昭和30年から発行)

しかし、物価の上昇はさらに続いて1円アルミ貨は家庭の引き出しに貯まるばかり、市場に1円アルミ貨が生産過剰になって一時休止したこともありましたが、平成元年からの消費税導入により1円アルミ貨(5円黄銅貨も)の流通が脚光を浴びることになります。

一方の5円黄銅貨も同様に素材のコストの上昇が危惧されて、現在の穴あきにして原価を引き下げ、途中で角ゴジック体(昭和34年)に変更しました。

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