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2013年3月15日 (金)

絹の道からナイロンへ

Img_0302_3「絹の道」の道標とナイロンストッキングを履く女性の足の写真です。(クリックで拡大)

日本では5月15日を「ナイロン・ストッキングの日」と呼んでいます。

アメリカのデュポン社でナイロン・ストッキングを発売したのが、昭和15年5月15日で、それまで、女性のストッキングをはじめ、肌触りの良い繊維製品はほとんど日本製の絹糸が使われていました。

上の写真の中央の道標は現在でも存在して東京・町田市を通る八王子方面から横浜港に通じる街道を「絹の道」と呼んでいた印になっています。

絹糸は婦人服ばかりでなく、戦争で使った落下傘などにも使われ、軽くて耐久性に優れており、特に日本のカイコがつくる生糸は品質が優れており、その昔、中国のサハラ砂漠をシルクロードと呼んでいたことにもその名残があります。

ナイロンの発明は、1935年(昭和10年)で、デュポン社がその開発に成功しています。その性質は鋼鉄よりも強く、「ナイロン6.6」は絹糸のように滑らかで、「ナイロン6」は木綿糸に似た感触があって応用は広い範囲に使われています。

日本では1841年に東洋レーヨンで同じものが作られましたが、デュポン社の方が先に特許が出されておりました。

戦後、ナイロン・ストッキングは女性の脚を美しく見せるために世界中に広まり、日本にも逆輸入されて最初は、高額でしたが、現在ではなくてはならないファッションになっております。

従って、この日を「ストキングの日」とするのは長靴下を指し、正確にはナイロンを付けなければ誤りです。ナイロンは、その他の衣料品や日用品(一部の工業製品なと)にも使われています。

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