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2013年1月30日 (水)

ベルリンオリンピックで「前畑がんばれ」と何回叫んだか?

Img_0242水上競泳実況放送のレコード(クリックで拡大)

昭和11年8月11日、ベルリンで第11回オリンピック大会が開催されました。この大会には日本から179名の選手が参加、金メダル6個、銀メダル4個、銅メダル10個を獲得しています。

中でも圧巻は女子200m平泳ぎに出場した前畑秀子選手の活躍でした。この模様は短波放送を介して地球の裏側の日本にも送られました。午前2時の真夜中、ラジオの普及率が20%の頃、どれほどの人がこの放送を直接聞いていたか確かなデーターはありませんが、この快挙は翌日の朝のニュースで知ることになりました。早速、NHKに問い合わせが殺到しましたが、残念ながらその頃、録音装置が用意されていませんでした。

ところが、この短波放送を密かに録音していたレコード会社の技術者たちがおりまして、早速NHKを介してレコード盤として発売、爆発的な反響を呼びました。

平成時代になってこの8月11日を「がんばれの日」と制定して、毎年この日になると放送局のラジオとテレビで河西アナの「前畑がんばれ」を聞くことになりました。

それが毎年繰り返されているうちに河西アナは「前畑がんばれ」を何回叫んだかということがこの日になると話題になり、ある知識人は「36回だった」と断言していつのまにかスポーツ欄の定説となりました。

ところが、実際上記のレコードを聞いてみると23回しか叫んでいません。最近は次々とオリンピックで大活躍する選手たちの新記録に一喜一憂してこの話題も影が薄くなってきました。


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