« 割烹着は昭和の母親の想い出。 | トップページ | 流行歌全盛時代へ »

2012年12月 4日 (火)

円タクの誕生

Img_0129東京・有楽町付近の円タクの群れ

東京にタクシー会社が設立されたのは明治45年で「T型フォード」が6台配置され、料金メーター制で最初の1哩(マイル 約1.6km)が60銭、以後1マイルごとに10銭上がります。路上の辻待ちか、本社前で待機しています。

大正末期に大阪で一円均一(いわゆる円タク)タクシーが誕生して東京を中心に全国に拡がります。

上の写真は昭和初期の東京の数寄屋橋付近の路上タクシーの群れで、ほとんどが「T型フォード」の改良型です。距離と時間、乗車人数に関係なく一円ですが、時々窓の中から白い軍手で2本指が見えます(つまり20銭割引きの意味)。うっかり乗ると、その代償にスピードを上げます。運が悪いととたんに赤バイ(現在の白バイ)のホィツルが追いかけて来ます。

やがて、戦争でガソリンが入手できなくなって薪を燃して走る「木炭車」に代わり、ドライバーの数も減って行きます。

戦後の庶民の脚は輪タクから始まりますが、機会がありましたらご紹介します。


« 割烹着は昭和の母親の想い出。 | トップページ | 流行歌全盛時代へ »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566220/56249387

この記事へのトラックバック一覧です: 円タクの誕生:

« 割烹着は昭和の母親の想い出。 | トップページ | 流行歌全盛時代へ »