« トロリーバスが走る | トップページ | 昭和7年の出来事 »

2012年12月20日 (木)

自動ドアと切符自動販売機

Img_0160省線電車の自動化の話題


昭和初期の省線電車はやっと山手線が環状線になり、いろいろな珍しい機能が備えられました。

現在では当たり前のことが、当時は新聞などで取り上げられ、わざわざそれを見に行く人もありました。

その一つが、電車の自動ドアです。上の写真で電車のドアを車掌が操作していますが、その頃の山手線の車両は昼間は2両ぐらいの連結でした。ホームには数人の駅員がいて手でドアの開け閉めしていました。各車両に3つのドアがあって、降りる時に乗客が自分でドアを開けて降りますが、自分では閉めません。それは乗るお客がいるからで、乗る時も手でドアを開けて乗ります。ひと通り降り乗りが終わるとホームの駅員が一つ一つのドアを閉めて行き、全部閉まったことを確認して最後尾の車掌に合図の笛を吹き、車掌は押しボタンを押して運転手に乗り終わった合図を送ります。運転手はその合図を聞いて足元のボタンを踏んで警笛を鳴らして確認し、電車を発車させます。

次第に連結する車両が増えてくるとドアの開閉に時間がかかります。ここに登場したのが自動ドアシステムで、ホームの様子を見ながら車掌が最後部で開閉を操作します。

ところが、当時の車両には車内放送用スピーカがありませんから、一番後ろにいる車掌が車掌室のドアを開けて「次は○○」とど鳴ります。他の車両に乗ったお客は電車がホームに停まるごとにキョロキョロと駅の看板を探したり、隣の人に聞いたりしました。乗り物に社内放送システムが付けられたのは昭和40年以降からです。

右の写真は切符の自動販売機です。「三等十銭」などと書かれており、自分の行き先を確認して切符を買います(子供料金の切符は窓口で)。電車は通常「三等車」で、汽車の場合は「一等車」「二等車」と料金が違います。

« トロリーバスが走る | トップページ | 昭和7年の出来事 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566220/56357682

この記事へのトラックバック一覧です: 自動ドアと切符自動販売機:

« トロリーバスが走る | トップページ | 昭和7年の出来事 »