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2012年12月18日 (火)

東京・日本橋の白木屋デパートの大火災

Img_0156日本で最初の高層建築の火災(左)

昭和7年12月16日、白木屋デパートで大火災発生、火元は4階のおもちゃ売り場で、火はまたたく間にセルロイドの人形らに燃え広がったと言われています。

駆け付けたポンプ車29台、ハシゴ車3台、いずれも4階以上への放水能力は不可能で、煙は全館に充満した・・・・・・。と火災の様子を新聞が報じていますが、屋上には小動物園があって檻のライオンらが外に出ないように閉じ込めたとか、陸軍の飛行機が数機救助にかけつけたなど、生々しく書きたてています。

中でも悲惨だったのは、上から下げられたロープに手足をからめた和服姿の女店員さんが、下から見上げる群衆の視線を気にして、思わず乱れた裾に手を回して落下したとか・・・・・。その頃の女性は下ばきを着用していないのが習慣でそのようなこともまことしやかに伝えられました。

後になって「そのような事実はなかった」と否定する識者もあって、真偽のほどはわかりませんが、戦争が激化の方向に進んていた最中、もんぺ姿や戦地に行った夫や兄弟のたちのズボンをはいてで防火演習をしたり竹槍り訓練に狩りだされていた女性たちがどんなものを身に着けていたか、知る由もありません。

 (上の写真は火災前の白木屋デパート[絵葉書]と「復刻昭和の事件」)より)


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