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2012年12月31日 (月)

アインシュタイン博士と梵鐘

Img_0177除夜の鐘(クリックで拡大)

今日は大晦日。除夜を期して日本中の梵鐘が鳴り響きます。

上の写真は、京都・知恩院の梵鐘(約70t)を17人の僧侶によって打ち鳴らされる様子です。

左上の写真は大正12年に来日したアルベルト・アインシュタインです。「相対性原理」でノーベル物理賞を受賞したことを祝して夫人とともに日本講演旅行を依頼、彼は快く承諾して、神戸港に上陸、元々日本の文化に造詣があった彼は熱烈な歓迎を受けました。

中でも興味を持ったのは、日本の寺々で打ち鳴らされる「梵鐘の中に頭を入れて立った時、どんな音がするのか」ということでした。これは、日本の学者たちも考えてもみなかったことで、早速、上記の知恩院の梵鐘が選ばれました。

用意した踏み台に乗って彼が梵鐘の中に頭を入れ、数人の僧侶によって打ち鳴らされた「響き」は、「静寂」に近いものでした。

今夜も、17人の僧侶によって打ち鳴らされる「百八つの除夜の響き」は京都の空に響きわたることでしょう。

昭和24年に湯川秀樹博士が「中間子理論」で日本人として初のノーベル物理学賞を受賞した時、その帰りにアインシュタイン博士を訪問、推薦のお礼を述べて握手を交わしています。

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