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2012年11月18日 (日)

昭和の初期の漫画の主人公たち

Img_0104昭和時代に活躍した代表的な漫画

江戸時代から世の中の出来事を絵に描いて風刺をしたり、滑稽に表したりすることは流行っていましたが、新聞などの四駒漫画にすることは大正末期から始まったようです。

その最初になったのが大正12年からの「夕刊報知新聞」で連載した、麻生豊の「のんきな父さん(後にノンキナトウサンになる)」で身の回りに起こった出来事に言葉を入れて大評判になりました。特に隣のタイショウとの会話が面白く、毎朝ポストに入る新聞を誰より先に子供があらそってとりに行きました。

これと同年代に発行されたのが「正(しょうちゃん)の冒険」で、少年がリスを連れて陸海空をめぐる冒険ファンタジー、主人公がかぶる帽子が「正チャン帽」と呼ばれて大流行をしました。

昭和6年になると、月刊雑誌「少年倶楽部」の連載になった田河水泡の「のらくろシリーズ」が大人気になります。主人公の不遇な野良犬が失敗を繰り返しながら陸軍の二等兵になり、苦労をしながら出世をして行く姿は戦時色濃厚の時代にもマッチして進む物語は11年のロングランになりました。

上の写真は、上が「のらくろ上等兵」の単行本、左下は「のんきな父さん」の表紙(切手)です。

二段めの左は「凸凹黒部平兵衛」、右は「タンクタンクロー(坂本牙城)」で、このタンクローは黒いボールの体の中からいろいろな道具を取り出して敵をやっつけるという痛快な活躍をしました。

右下の「冒険ダン吉(島田啓三)」は「少年倶楽部」に連載した少年の冒険物語で、南の島の現地人の王になる話は、戦後人種差別の理由から自然消滅して行きました。

戦後真っ先に注目されたのは昭和21年の「サザエさん(長谷川町子)」で、身の回りに起こる出来事を漫画にして全国にファンが増え続け、作者亡き後もテレビに引き継がれています。

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