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2012年11月 9日 (金)

長屋の共同井戸(井戸端会議の語源)

Img_0091数軒で使用した共同井戸の例

昭和のはじめ都会の住宅でも長屋の場合は数軒で一つの井戸を使うのが当たり前でした。大正になって手押しポンプが売り出されると江戸時代から続いたそれまでの桶で汲みあげる井戸はすたれ、ハンドルを上下すると簡単に水が汲みあげられるポンプ式が普及しました。

上の写真はその例で、大きな盥(たらい)と洗濯板(その他の小道具など)は多くの場合長屋の家主が提供して、住人が順番に譲り合って使い、炊事などの飲み水は早朝に一軒々々がバケツなどを用意して汲み置きで使用しました。

頭上に裸電球があるのは、夜間も井戸が使えるように点灯(防犯の目的もある)されますが、昼間は電力会社が定額制の家庭と同様に送電を停めています。(これも家賃の中に含まれていた)。

一戸建ての貸家の場合は、ほとんどが井戸付きで電気もメーターがついていました。ゆとりがある家では風呂桶を買って内風呂を使っていました。

                (写真は東京・上野の「下町風俗資料館」より)

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