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2012年10月22日 (月)

べえこまのルーツは「ぱいがい」から

Img_0063べえごま遊び(クリックで拡大)

北陸海岸で酒の肴に「ばい貝」がたくさん採れまして、大阪で好まれました。その貝殻の先を切って中に粘土(鉛なども)を詰めてたこ糸を巻きつけて廻して遊んだのが「ばいごま(ばい遊び)」でした。

そのこまが東京にわたって江戸っ子なまりで「べえごま」と呼ばれ、男の子たちの間で夢中になり、写真の下のような形で鉄の鋳物製で駄菓子屋(1個2銭?)などで売っていました。

賭博性があるため、学校で遊ぶこと(持っていることも)は禁じられ、放課後も大人たちの目を盗んで路地裏などで夢中になりました。現在ではカンバスなどが床(とこ)につかわれていますが、はじめは絵のように畳表を盗んできて湿り気を加え中央を窪ませ、こまに強く巻きつけるために泥だらけのたこ糸を舐めて回転スピードを加えたりして夢中になりました。

そのままの形ではすぐに負けてしまうため、形を薄くしたり、六角形にするなど硬い石にこすっていろいろな形に工夫しました。

昭和が進むと戦争が激しくなり、鉄は兵器にするために、市場から姿を消しますが、こっそり隠れて作られたようです。

終戦になって埼玉県の川口で一軒の鋳物工場が復活し,全国的に拡がりました。

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