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2012年10月26日 (金)

日本最初の遊園地「豊島園」開園

Img_0065「豊島園」のウォーター・シュート

昭和2年に、東京・練馬に日本で最初の遊園地「豊島園」が開園しています。

空飛ぶ電車(吊り下げ式ケーブルカー)、動物列車、豆自動車、空中船(浮かぶ船)、大きなプール(流れるプールは戦後)、マンモス噴水、メリーゴーランドなど、日本では見たことがない夢のような乗り物の中でとりわけ注目を浴びたのは上の写真の「ウォーター・シュート」でした。

高さ25mの駅から2本の直線のレールが直下の池の中に敷かれ、台車に乗った12人乗りのボートが滑るように突進して、水しぶきを上げて水面に突入するスリルは思わず大歓声をあげたくなる瞬間でした。休日には順番を待つ長蛇の列が出来て話題になりました。写真に写っている白い服姿の男性の跳びはねるパフォーマンスは途中から導入されて人気を呼びました。

入園料大人30銭、子供15銭で広い園内を遊び放題で、日本庭園、睡蓮の池、大きな温室には四季の花が咲き乱れ、小学校の遠足、家族連れでもカップルでもそれなりに楽しめました。

特に複数あった大運動場や野球場では、大企業の社員のリクリエーションで毎年予約でいっぱいになりました。また、野外音楽堂では、生の楽器演奏が聴ける楽しみもありましたが、戦争の激化とともに行く人が減って、やむなく閉鎖になりました。それだけに、戦後の豊島園の復活は新しい設備も徐々に整ってかっての盛況を取り戻しました。

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