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2012年8月 7日 (火)

オーディオブームが全国に拡がる

Img_0045NHKが「教育テレビ」で放映した「オーディオ入門」のテキストの一部(後ろは巻2テキスト)

昭和51年にNHKの教育テレビジョンで突然「オーディオ入門講座」が、しかもカラー放送で開始されました。上記写真は最初に発行されたテキストで、講師と内容を入れ替えて4年間続きました。

一般に趣味と言えば、広くは「スポーツ」「映画」「音楽」「芸能」「服飾」「美容」「料理」などを指し、中でもカメラ、囲碁/将棋、茶/生け花などとさらに奥深く追及する個人的な分野もあります。

その中で、昭和50年台を頂点に[オーディオブーム]という若者から年配者までを巻き込んだ幅広い趣味を包含するジェネレーションの活動が巻き起こりました。

それは、従来のレコード音楽ファンとアマチュアラジオフアン(つまり自作マニア)を中心に、「音キチ(音楽を聴くより、装置を楽しむ人たち)」と呼ばれる人たちの集団で、オーディオ関係の雑誌が20種類以上、メーカーは大小で数十種類にのぼり、現在の秋葉原駅を中心に100軒を超える大小の店舗が並びました。

日頃から、教育テレビのイメージを趣味的な方向にしようと考えていたNHKにしてみれば、ちょうどいいテーマで、「オーディオ入門」講座は幅広い視聴者向けに格好の番組になりました。当初用意したテキストは増刷を重ねる盛況で、それまで、視聴率3%台だった「セサミストリート」を抜いて8%以上になったようです。

並行して、国鉄ではSL列車の終息ムードもあって、その音を録音する連中とカメラに収めるレールファンにも大きな反響を呼びました。


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