« 昭和38年の国内の動き | トップページ | 第18回オリンピック東京大会開催 »

2012年6月 5日 (火)

世界最初のビデオレコーダー

Img_0006 世界初の業務用ビデオレコーダー(背景)

上の写真のバックにある大型機械は昭和31年にアメリカで世界最初に業務用として発表されたビデオレコーダーです。

昭和10年台に欧米では、テレビ放送が始まっていましたが、初期の頃はテレビカメラで撮った画面を電気信号に変え、そのまま電波に乗せて一般家庭に送りました。その場合基本的にはテレビスタジオなどで、テレビカメラに収めた信号ですが、ニュース用シネカメラや映画フィルムを使って送信することもありました。

しかし、普通のテレビ番組はカメラの前で人間が話をしたり、ドラマを演じたプログラムを直接リアルタイムで電波に乗せていましたから、やり直しができませんでした。中には一旦フィルムに撮って編集をすることもありましたが、手間と時間がかかります。

テレビ関係者はなんとか直接録画(録音)できるシステムが実現しないかと待ち望んでおりました。1956年(昭和31年)アメリカのアンペックス社から突如 待望のビデオレコーダー(VR-1000)が発表されて、その場でテレビ局から数台の注文が入り、VTR時代が到来しました。

それが、上の写真の大型セットです。しかし、この機械はそのまま録音/録画はできるのですが、画面をストップ(静止画)させたり、早送り/スローモーションなどのトリックプレーが出来ませんでした。

詳しいことは省略しますが、このシステムをベースに「2ヘッド方式」のVTRが実用化して一般家庭でも楽しむことが可能になったのが昭和51年で(写真左下)、さらに一体型家庭用ビデオカメラが登場するのは昭和60年頃のことです。


« 昭和38年の国内の動き | トップページ | 第18回オリンピック東京大会開催 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566220/54882596

この記事へのトラックバック一覧です: 世界最初のビデオレコーダー:

« 昭和38年の国内の動き | トップページ | 第18回オリンピック東京大会開催 »