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2012年6月15日 (金)

日本最初の家庭用電子レンジは約20万円

Img_0030初期の家庭用電子レンジの例

昭和41年に、日本で最初の電子レンジが198,000円で発売されました。

電子レンジとは、飛行機が飛んでいる位置を探知するために第ニ次世界大戦の末期に発明されたレーダーに使われたことで知られるマイクロ波(極めて波長が短い電波)を応用した調理器のことです。

普通 肉や魚などを調理する場合 火で焼いたり温めたりしますが、ある程度時間がかかり、大量に作る場合はお客に出す時に冷めて、風味が落ちてしまいます。アメリカのレーダーで知られるレイセオン社が強いマイクロ波を短時間 肉などに照射すると高い熱が出て中心から熱くなることを発見しました。早速「レーダーレンジ」と言う名称でレストランなどに販売、最初は電気冷蔵庫程の大きさだったとようです。

日本でも、昭和37年頃 東芝が業務用として作り、食堂車向けに国鉄(当時)などに納入されました。このマイクロ波を発生するするにはマグネトロンと言う真空管が必要でしたが当初は主に船舶レーダー用に作られ高価なものでした。やがて小型で低価格なマグネトロンが実現して家庭用電子レンジにも使えるようになり、昭和41年に早川電機(現シャープ)が20万円を切る価格で商品化に成功します。そして、昭和40年半ばごろから8万円代の家庭用電子レンジが発売され、料理番組などで「レンジでチンする」と言う言葉とともに一般家庭にも普及して来ました。

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