« 昭和32年の話題 | トップページ | 初の一万円紙幣と百円銀貨を発行 »

2012年5月 5日 (土)

50年前の東京タワー

Img_0072増上寺の境内から見た東京タワー

昭和33年に333mの東京タワーが完成しました。

当時、東京には6つテレビ局が開局、半径100km以上の関東平野一円にテレビの電波が行き渡るようにと東京タワーが建てられました。関係者たちの希望として世界一高い塔にしたいと言うことから、関東大震災の二倍の震度と風速80mに耐える強度を保つようにとの設計者への要望がありました。

並行して、みんなに愛されるネーミングの全国応募が実施され、8万6千通を超えるアイデアが寄せられました。開票の結果「昭和塔」、「平和塔」、「日本塔」などが上位を占め、集まった審査員たちは頭を悩ましましたが、審査員の一人だった長老の徳川無声翁が「これからの日本には[東京タワー]がふさわしい」と発言しました。彼の含蓄ある一言はその後の日本人の流行のセンスを大きく変えて世界に視野を拡げることを予言していたようで、思わず頷く人も沢山いました。当然、応募の中にも200通ほどあったのですが、「タワー」と言う発想は少数派でした。

昭和32年6月に着工、それから次第に地上に姿を見せて行くタワーは見上げる日本人たちの心の中に希望と幸せを膨らませて明るいムードを作り出して行きました。そして、世界一の「東京タワー」が誕生しました。それから50余年、日本国内だけでなく世界中の人たちから愛され親しまれ、沢山の感動を残してその役割を「東京スカイツリー」に渡して終わろうとしています。

« 昭和32年の話題 | トップページ | 初の一万円紙幣と百円銀貨を発行 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566220/54636936

この記事へのトラックバック一覧です: 50年前の東京タワー:

« 昭和32年の話題 | トップページ | 初の一万円紙幣と百円銀貨を発行 »