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2012年3月24日 (土)

二眼レフカメラの大ブーム

Img_0307左コダックレフレックス 右リコーフレックスⅢ

二眼レフレックスカメラが最初に発売されたのは1929年,ドイツのローライ社からです。以後30年間、二眼レフカメラ頂点に立って君臨しますが、第二次世界大戦によって輸出が止まり、アメリカでは1925年頃からコダック社(写真左)やアンスコ社が製造を始めています。

戦後の日本で最初に二眼レフを発売したのはリコー社で何回かの試作を繰り返して1925年に写真右のリコーフレックスⅢを8,000円ほどで商品化しました。海外のコダックが数万円した頃ですから、たちまち話題になりました。

それまでのカメラはレンズが一つで、小さいファインダーを片目で覗いてシャッターを切るのはかなりの熟練を要しました。二眼レフは上下にレンズがあり、下のレンズは従来通り狙った被写体をフィルムに撮し込みますが、上のレンズは箱の中のミラーを通して上部にあるすりガラスに像が写ります。つまり、シャッターを押す前の被写体を上から覗いて連動するレンズを回しピントを合わせ、気に入ったタイミングでシャッターを切りますから、失敗が少なくなります。

もっぱら写される方になっていた女性たちが写す方に回って人気を集め、小中学生までが首から下げて風景を写して回る二眼レフカメラの大ブームになり、その結果、20社を越える大小のカメラメーカー出現して販売を競いました。

しかし、容積が大きくてハンドバックに入らないなどの不都合からコンパクトカメラに移行するのは昭和60年頃からで「私にも写せます」カメラ時代へと向かい、一方ではハイレベルのレンズ交換が容易な一眼レフカメラへと別れて行きます。

昨日は手違いでブログに入れませんでしたので失礼しました。

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リコーフレックスⅢの発売は昭和25年の間違いです。

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