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2012年3月 3日 (土)

銀座に並んだ露天商

Img_0260舗道を占拠した露天商(クリックで拡大)

戦後駅前にひしめき合っていた闇市が雨露をしのげるテント張りの店に代わって行きますが、上の写真は東京の銀座通りに並んだ露天商の例です。(下の写真が上の左側に並びます) 

日本には以前から縁日や夜店にキャンバス地のテントを張った露店が並びましたが、戦後軍隊で使用していた材料が市場に出回って全国的に露店商が出現しました。

軍の放出品や小間物商品を並べて売っているだけでなく、散髪屋、靴直し、詰め将棋、トランプ占いなど、最初は物珍しげに行く人もありますが、中にはいんちきものを買わされたり、せっかくの銀ブラ気分を阻害されることもあったようです。

その数は6千から8千とも言われますが、特に戦後林立したものは商売だけでなく、その場所で寝泊まりする生活の場としても使われ、中には子供もいる貧困者たちもいました。

これは、公道を占拠するばかりでなく、普通の商店の営業にも影響を与え、やむを得ず飲み水などの提供もせざるを得ない状況でした。

昭和24年に、都市の美観を損ねると言う理由から撤去されることになりますが、その行き先が上野の「アメ屋横丁」「秋葉原の電気街」「三原橋の地下商店街」などに分散されて新しい名所になった例もあります。

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