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2012年2月15日 (水)

運命の日

Img_0219玉音放送に耳を傾ける人たち

昭和20年8月15日正午。

この日、朝のラジオは7時からのニュースで「本日、正午の放送で天皇より重大なお言葉があります。官公庁学校などの部署では手持ちのラジオをできるだけ活用して国民にもれなく伝わるるようにしてください」と報じました。これは、海外向けの短波放送でも伝えました。

そして、定刻の時報とともに天皇陛下の玉音放送が世界に向かって発信されました。

天皇の直接の声を初めて聴く人々には最初はその内容が理解できませんでしたが、次第に戦争が終わったと言う気持ちが心の中に広がって来ました。立ちすくんだままの人、へたへたと座り込む人、涙があふれてくる人。

一瞬にして、目の前に黒い幕が垂れ下がって、これから何をすればよいのか、誰も声が出なくなりました。ラジオでは、続けて和田アナより、ポツダム宣言が受諾されたことが補足説明され、天皇による平和再建への詔書であることが告げられました。

この録音は前日から円盤式録音機を宮中に持ち込んで、天皇みずからのご意志で二度読み込まれたとのことです。決起した陸軍の一部将校による終戦終結阻止の反乱が起こり、玉音レコード奪回の動きもありましたが、不首尾に終わっています。

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