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2012年2月19日 (日)

昭和の家庭用精米器?

Img_0232どこのお勝手にもあった精米器

お米が配給制になると玄米のまま届きますから、家庭で精米して食べる時代がありました。

上の写真はどこの家庭にもあったお勝手の道具類で、壁際の大きな木箱は米櫃(こめびつ)でいつも1週間分ぐいのお米が入っていました。その上がお櫃(おはちとも呼んだ)で、お釜で炊いたご飯をそのままでは水っぽくなりますから、必ずお櫃に移して冬は冷めないように藁で造った保温籠に入れます。その隣は計り枡(ます)で4、5人の家庭では一回に一升を量って水加減をしてお釜に入れ、翌朝母親が早起きをして薪などで炊き上げました。

その手前にあるのが家庭用精米器(?)で、普通のお酒や醤油の空いた一升瓶です。この中にお米(玄米)を入れて上から木の棒で上下に動かして精米して行きます。棒の先が底に当たらないようにしながらひたすら搗きまくります。その分目減りすることになりました。

玄米の茶色い薄皮がむけて白いお米の肌が出るまで搗きます。ゆっくりと歌でも歌いながら15分ぐらいが目安です。間違って力を入れ過ぎて瓶の底が抜けることがありました。これは子供たちの学校から帰っての仕事です。

今では、電気式の精米器があって4分搗きとか7分搗きにして炊きあがった時の食感を楽しむ人もいますが、贅沢な時代です。

瓶の前にあるのは蠅取り器で、周囲に水を入れて底に魚の頭などをおくと匂いにつられて蠅がもぐりこみ飛び上がるとガラスに当たって水の中に落ちます。米びつの右は金網式ねずみ取り器で生きたまま閉じ込めてどぶ小川などに沈めて殺します。

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