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2012年2月 1日 (水)

戦時下の代用品時代

Img_0193木炭ガス発生装置を積んだ都バス

先日のブログで金属回収令(昭和13年)が実施され毎日の生活の中から金属が消えてしまったことを紹介しましたが、さらに深刻になったのはガソリンを使って動く民間の自動車でした。特に通勤通学に使われる乗合バスは代用燃料として木炭(細かく切った薪)をくすぶらせて不完全燃焼させたガスでエンジンを回しました。ガソリンに比べて爆発力が弱く、長い坂道を登る時などは乗客が降りて全員で車体を押さなければなりませんでした。

一方、鉄道車両の木造化も積極的に進められ、食堂車などは贅沢品として解体、客車(電車)車両も木の板に変えられ、椅子のスプリングクッションにも海綿などが代用されました。

日常生活では鉄製の鍋や釜に代わって火に強い土鍋などがつかわれましたが、竹製のスプーン、昔から使われていた木製のバケツ、鮭などの魚の皮を使ったベルト、クジラの皮の靴なども出現しました。

さらに、食糧事情も次第に悪化して、お米の配給統制法(昭和14,年)が実施されることになります。

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