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2012年2月22日 (水)

食糧の買い出し列車に殺到する人たち

Img_0241昭和20年頃の買い出し列車

終戦になってからの方が一般家庭の食糧事情は悪化しました。

米穀通帳があっても、何時お米が手元に届くのか不安定な毎日で、都会の人たちはリュックを担いで近郊の農家に食物を分けてもらうために殺到しました。最初は現金を持って行きましたが、底をついてくると着物や時計などとの物々交換する人も増え、「たけのこ生活(あるいは涙が出る思いでたまねぎ生活とも)」とも呼ばれました。

わけてもらうのはもっぱらサツマイモや豆類゛、お米は高くて手が出せません。それを毎日買いに行って何倍もの闇値で売りさばくプロ(かつぎ屋)もいて、時々行われる警察の一斉取り締まりで取り上げられてしまうこともあってその日は無収穫です。

新橋、有楽町、渋谷、新宿などの主要駅前広場では20年9月ころから毎日やみ市が出店して、統制品や公定価格品を数倍の値段で売っており、とうもろこし、生卵、りんごなどが途方もない値段で並んでごった返していました。

朝早くから職業安定所の前に並んで賃仕事をする日雇い労働者は1日254円で「にこよん」と呼ばれましたが、昭和33年には300円になっていました。仕事の内容は土木工事などの肉体労働がほとんどで時にはあぶれることもあったようです。

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