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2012年2月 5日 (日)

「風と共に去りぬ」は昭和14年に公開された

Img_0198テクニカラー映画

イギリスの定期客船をドイツの潜水艦が魚雷攻撃したことに端を発して第二次世界大戦が始まった昭和14年にアメリカでは世界最初のテクニカラー映画「風と共に去りぬ」が公開されていました。

これは、マーガレット・ミッチェル作の世界的ベストセラーの映画化で上映時間が3時間42分の超大作になり、アメリカ国内で空前の大ヒットになりました。

テクニカラーは三原色法(赤・青・黄)による撮影フィルムを使う画期的な映画技法で、カラーフィルターによって三色に振り分けた映像を3本のフィルムに別々に収めて、編集する際に合成して1本の天然色のフィルムにする方式です。同じシステムで制作したウォルト・ディズニーの「ファンダジァ」は一枚一枚のイラストを手描きで作り上げる上、ステレオ音響方式を採り入れた画期的な映画でした。

主役レッド・バトラーはクラーク・ゲイブルに当初から決まっていましたが、スカレット・オハラ役の女優が未定のまま劇中シーンの豪華な館の火災シーンの撮影をしていた時にたまたまその場を見に来ていたヴィヴィアン・リーがヴィクター・フレーミング監督の目に留まったと言うエピソードが語り継がれています。

昭和27年に日本で上映された時は70mmのワイドフィルムになっていて、ラストの荒廃した原野に立つスカーレット・オハラの姿を見て多くの日本人が勇気と力を与えられました。その時の彼女のセリフ「明日は明日の風が吹く」は、そのまま日本人の心に残る言葉になりました。


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