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2012年1月28日 (土)

日本中の金属を回収して戦場へ

Img_0181_2忠犬ハチ公の銅像も・・・・・。

日中戦争(支那事変のこと)が激しくなってくると、資源がない日本では兵器を作るために資材の調達を国民の持ち物に目をつけ、日常生活に使っているなべやお釜などの回収を始めました。

そのために戦争を強力に進めるための国家総動員法を国会で可決してその一環である金属回収令を発動、昭和16年から実施されることになります。

甚だしい例としては、町会の役員たちが家庭を一軒一軒覗いて回り、見つけ出して金属類は有無を言わさず取り上げて行きます。それは、毎日使う包丁、ナイフ、スプーンなどの小物までも容赦ありません。それがなければ毎日の食事ができませんから、代わりに土鍋類が店頭に並びました。

上の写真はそのようにして集められたお寺の梵鐘の山です。

東京・渋谷駅前の「忠犬ハチ公」の銅像も例外ではなく、むしろお国にご奉公の先頭に立って大勢のファンに見守られながら、外されて行きました。その時期が終戦直前だったこともあって、一部の人たちが行方をたどって見ましたが、見つからなかったようです。

戦争が終わって「ハチ公」像が再建され、「忠犬」という言葉に戦時中を思い起こさせられるからと「愛犬」などの愛称も考えられましたが、やはり以前の「忠犬」が最もふさわしいと、そのまま刻まれて、待ち合わせ場所として大勢の人に親しまれています。

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